2024.06.19
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歯磨きと自律神経
歯を磨くことは、単に虫歯や歯周病の予防だけでなく、「自律神経のバランスを整え、前向きな心理状態をもたらす効果がある」というのです。6月14日付の時事メディカルの記事に教えられました。厚生労働省が実施した歯科疾患実態調査(2022年)によると、1日に2回以上歯を磨く人は79.2%。大抵の人は、食後3回は歯を磨いているのではないでしょうか。歯を磨くと気分がすっきりして、心地良さが得られることは皆さんご存じの通り。さて、歯磨き(ブラッシング)が心や体にどう作用するかを検証するため、成人男女20人の参加を得て試験研究を行ったのは日用品雑貨の大手ライオン。その調査によると、「ブラッシングによる歯茎や頬の内側などへの刺激が交感神経の活動を弱め、リラックス効果が得られることが分かった」そうです。当記事によると、「ブラッシングを行うことで副交感神経が優位になり、良い安静状態が得られた」と分析しています。つまり、前向きな心理状態へと変化するのだとか。どうやら、口の中は感覚が非常に鋭敏で、大脳皮質の中の比較的広い領域が関わるからのようです。では、早速、日々の生活の疲れを歯磨きでリフレッシュしようではありませんか。
歯磨きで仕事はかどる?~自律神経に作用、気持ち前向きに~|医療ニュース トピックス|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト (jiji.com)