港区立高輪いきいきプラザ

2024.06.14

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ネットの「不適切な使用」とメンタル不調

インターネットの「不適切な使用」によってメンタルヘルス不調のリスクが高まり、抑うつのリスクも大きくなると発表したのは東京大学医学部付属病院らの研究グループです。ここでいう「不適切な使用」とは、インターネットの使用により、イライラする、学業、家族や友人関係、睡眠などに支障が出る、時間を使いすぎるなどの状態」のことを指します。実は、過去の研究において、インターネットの不適切な使用とメンタルヘルス不調の相関関係について様々な指摘がありましたが、「因果関係」まで説明できる研究結果はなかったそうです。そこで、今回は、未成年者およそ3200人を対象に、インターネットと精神状態の因果関係を調べたところ、上述の結果を得られたということです。例えば、社会的ひきこもりによって媒介されていることもまた確認できたということです。今後、未成年の場合は親や学校がこうしたリスクをしっかり認識し、適切なサポートを提供するなりの対応が強く求められる、と述べています。

プレス発表|東京大学医学部附属病院 (u-tokyo.ac.jp)

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