2024.06.14
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2年先長期気象予測とは?
気象学もまた日進月歩の技術的進歩を遂げているといえるかもしれません。日本気象協会は、筑波大学生命環境系の研究グループとの共同研究によって、「2年先長期気象予測」の提供を開始したと発表しました。ご存じのように、気象情報は私たちの生活のみならず、ビジネスにも大きな影響を与えます。そのため、より長時間の高精度な気象予測が不可欠なのです。さて、この「2年先長期気象予測」の特徴ですが、①従来の長期予報よりもリードタイムが長く予測可能で、精度が高いこと ②月別、エリア別の定量的予測が可能であること ③台風の接近数や梅雨明け時期などの事象も予測できること、などです。今後の展開として、日本気象協会はこの「2年長期気象予測」を活用することで、ビジネスとつながる様々なデータと組み合わせた最長2年先までの需要予測の提供を行っていきたいと伝えています。