港区立高輪いきいきプラザ

2024.06.12

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脳脊髄液から見る脳の老化など

聞きなれない言葉ですが、脳脊髄液は脳に血液がスムーズに流れるように、脳の拍動に合わせて行ったり来たりし、圧調整を行っているそうです。この往復運動をIVIM MRIと4次元フローMRIで定量的に観測することができ、この2つの観測で得られたデータによって、脳脊髄液の動きをマクロ的に観測する手法を開発したと発表したのは、名古屋市立大学ら多くの研究グループです。本研究の成果によって、「加齢に伴う脳体積の減少、脳脊髄液などの動きをシミュレーションでき、認知症における動きとの違いを3次元モデル化することで、脳の老化や認知症や脳卒中などの病気のメカニズム解明に応用していきたい」と述べています。

 頭蓋内全体の脳脊髄液の動きをマクロ的に観測する手法を開発 | 報道発表の新着情報 | 名古屋市立大学 (nagoya-cu.ac.jp)

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