2025.06.13
- 活動報告
【センター北デイ】日常生活動作(ADL)向上への取り組み【自立支援】
日常生活動作(ADL: Activities of Daily Living)とは?
日常生活を送る上で基本的な動作のことを指します。日常生活動作(ADL)は高齢者や障害者の生活能力を評価する指標としても用いられ、ADLの低下は生活の質(QOL)の低下につながるため、適切な支援やリハビリが重要とされています。
私共、奉優デイサービス センター北での自立支援は、
ご利用者ができる限り自分の力で生活できるようにサポートすることを目的としています。
まず第一には本人の意思を尊重する。
· 高齢者が自立した生活を送るためには、本人の意思を尊重し、無理に介助を押し付けないことが大切です。
できることは本人に任せ、必要なサポートを適切に提供することが重要です。
2. 身体機能の維持・向上
- 機能訓練:歩行訓練や筋力トレーニングを通じて、身体機能を維持・向上させる。
- バランス訓練:転倒予防のための運動やストレッチを実施。
- 口腔機能の改善:嚥下訓練や口腔ケアを行い、食事の安全性を確保。
3. 日常生活動作(ADL)の支援
- 食事動作の訓練:自分で食事を摂るためのサポート。
- 排泄動作の支援:トイレの利用をスムーズにするための介助。
- 着替えや整容のサポート:自分でできる範囲を広げるための支援。
4. 社会参加の促進
- レクリエーション活動:ゲームや趣味活動を通じて、楽しみながら身体を動かす。
- コミュニケーションの促進:グループ活動や会話の機会を増やし、孤立を防ぐ。
- 地域交流:ボランティア活動やイベントへの参加を促進。
5. 認知機能の維持
- 脳トレーニング:パズルや計算問題を活用し、認知機能を刺激。
- 回想法:過去の思い出を語ることで、記憶力を維持。
- 読書や学習活動:知的好奇心を刺激し、脳の活性化を図る。
6. 環境整備
- バリアフリー化:施設内や施設周辺の安全確認対策を強化し、転倒リスクを軽減。
- 適切な介助の提供:過度な支援を避け、本人の能力を活かす。
「自立への道は決して簡単ではありませんが、一歩ずつ進むことで確実に成長できます。支え合いながら、自分らしい未来を築いていきましょう。」
センター北
周藤