2025.06.16
- 活動報告
【センター北デイ】個別機能訓練【継続は力なり】
個別機能訓練とは?
介護施設やデイサービスなどで提供されるリハビリテーションの一種です。利用者の身体機能や生活機能の向上を目的とした訓練です。
利用者様のニーズを把握し計画を作成。機能訓練指導員が直接実施しております。
個別機能訓練は介護保険制度の一環として提供されるのに対し、
リハビリテーションは医療保険制度のもとで提供されることが多い点も大きな違いです。
訓練の対象は、個別または5人程度以下の小集団で行われる事となっています。
また、3か月ごとに進捗状況の評価を行い、必要に応じて計画の見直しを行っています。
個別機能訓練は、身体機能・生活機能・認知機能の向上を目的としています。
1. 身体機能の向上
- 筋力強化:スクワットや軽いウェイトを使った運動により、歩行や立ち上がりがスムーズに。
- バランス改善:転倒予防のための訓練で、日常生活の安全性が向上。
- 関節可動域の維持:ストレッチや軽い運動で、関節の動きをスムーズに保つ。
2. 生活機能の向上
- 歩行能力の改善:歩行訓練により、外出や移動が楽になる。
- 食事動作の向上:箸やスプーンを使う練習で、食事の自立度がアップ。
- 入浴・着替えの自立支援:衣服の着脱や浴室での動作練習で、介助なしでの生活が可能に。
3. 認知機能の維持・向上
こちらは日々の生活の中での訓練になっていますが
- 記憶力・注意力の向上:パズルや計算問題を活用した脳トレで、認知機能を維持。
- コミュニケーション能力の強化:会話やグループ活動を通じて、社会参加を促進。
これらの訓練は要介護状態の予防・改善や生活の質(QOL)の向上に大きく貢献すると思います。
センター北デイサービスでは実際に外に出ての訓練を、
外出訓練の例としては、以下のような事を行っています。
- 近隣の店舗で買い物(生活機能向上を目的とした訓練)
- 施設周辺や公園での散歩(歩行訓練としての外出)
- 施設敷地内での庭いじりや植物栽培(屋外活動を通じた機能訓練)
プランターなどでの家庭菜園も企画中です!
センター北デイサービスとして今後行っていきたい外出機能訓練。
- 地域の行事への参加(社会的交流を促進)
個別機能訓練を継続することで、利用者様の生活の質(QOL)が向上し、介護予防にもつながると考えております。
もちろん職員もプログラムを体験し個別機能訓練に対して理解を深めております!
継続は力なり!
今後も頑張って訓練をしていきましょー!
センター北
周藤