2026.03.31
- お食事
*【イベント食】12/19 《旅するランチ~関西巡り~》 献立編*
こんにちは!
今年度のイベント食の振り返りです。
白金の森の施設内に居ながら旅行気分で日本や世界各地の料理を楽しめるような、イベント食を提供いたしました。
12月19日(金)のテーマは「関西巡り」でした。
<お品書き>
12/19(金)昼食「旅するランチ~関西巡り~」
かやくごはん(大阪)
飛鳥鍋(奈良)
菊菜の海苔風味和え(京都)
胡麻豆腐(和歌山)
<郷土料理のご紹介>
・かやくごはん…米と一緒に野菜や肉などを炊き込む、五目ご飯、混ぜご飯、炊き込みご飯のことを、大阪では“かやくご飯”と呼び、庶民の味として深く浸透している。
大阪で特に愛されている訳は、冷えてもおいしく、具材が豊富でおかずがなくてもいいこと、残りの野菜を使って無駄なく作れることなどの合理性が、大阪人の気質に合うからといわれている。
ちなみに、かやくとは「加薬」の意味で、旬の野菜を加えて栄養価を高め、薬効をあげるところから命名されたそうだ。
・飛鳥鍋…鶏肉、野菜を牛乳とだし汁で煮込んだ奈良県の郷土料理である。
飛鳥時代に唐から奈良へやってきた使者が練乳に似た乳製品を伝え、孝徳天皇へ献上したところ大変喜ばれ、乳牛が宮中で飼育されるようになった。
これが日本における牛乳飲用のはじまりになったといわれている。
当時は貴族の飲み物だったが、僧侶たちも密かに飲むようになり、そのうち飼っていた鶏の肉を牛乳で煮て、食していたものが「飛鳥鍋」の起源といわれている。
それが時代とともに庶民の間に広がったが、当時の牛乳は高価なものであったため、飼っていたヤギの乳を使っていた。
昭和初期に、明日香の名物料理として地域の産品である牛乳を使った現在の「飛鳥鍋」のかたちが考案された。
年間を通して食べられているが、特に冬場は体が温まるために食べる機会が増える。
・ごま豆腐…「ごま豆腐」は、弘法大師(空海)が約1200年前に開いた高野山で、厳しい修行の中で食べる精進料理の一つとして生まれたといわれている。
ごまは非常に栄養豊かな食品で、その昔、中国では薬として重宝されていた。遣唐使として中国に渡った弘法大師がこれを高野山に持ち帰り、日本で栽培をはじめたとされている。肉や魚を使わない精進料理はたんぱく質が不足しがちになる。そこで、良質のたんぱく質を含むごまを食べて栄養を補っていたと見られる。
後に、ごまの栄養を効率よく摂取するために考えられたのが「ごま豆腐」である。ごまを煎らずに生のまま皮を取り除き、高野山の水と吉野葛を合わせてすり鉢で練り上げて炊き上げる。また、1697年に発刊された「和漢精進料理抄」に記されている「麻豆腐」が起源との説もある。
昭和に入ると、高野山のお土産として一般に広く知られるようになった。現在は、和食の定番料理の一つである。
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↑こちらは米飯・常菜です。
※一口小の写真は撮り逃しました…すみません。
↑こちらは全粥・刻みです。
↑こちらはペースト粥・ペーストです。
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関東人にとっては真新しく、斬新かつ新鮮な気持ちで、興味深く召し上がることができたのではないでしょうか。
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次回もお楽しみに!
支援課 管理栄養士 I

