2026.08.26

  • ニュース
  • 特別養護老人ホーム
  • ショートステイ

【施設長だよりvol.5】地域の安心を支える施設へ ~福祉避難所としての役割~

【施設長だよりvol.5】地域の安心を支える施設へ ~福祉避難所としての役割~

皆さまこんにちは。
文京千駄木の郷 施設長の石川です。

厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

7月28日には熊本県熊本地方を震源とする地震が発生しました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く穏やかな生活を取り戻されることをお祈り申し上げます。

また、8月23日には茨城県南部を震源とする地震が発生し、東京都23区の一部でも震度5弱の揺れを観測しました。

相次ぐ地震を受け、改めて「災害はいつ、どこで起きてもおかしくない」ということを身近に感じています。

施設長としてこうした災害の報に接するたびに考えるのは、

「もし今、この地域で大きな災害が起きたら、ご利用者様をどのように守るのか」

ということです。

そして、もう一つ忘れてはならないのが、地域の中で支援を必要とする方々を、私たちがどのように支えていくのかということです。

今回は、文京千駄木の郷の防災への取り組みと、地域の中で私たちが担う「福祉避難所」としての役割についてお伝えします。

文京千駄木の郷は「福祉避難所」としての役割を担っています

文京千駄木の郷は、文京区との協定に基づき、災害時に支援を必要とする方々を受け入れる「福祉避難所」としての役割を担っています。

災害が発生した際には、まず施設で生活されているご利用者様の安全を守ることが最優先です。

一方、地域にはご高齢や障害をお持ちの方などにより、一般的な避難所での生活が難しく、特別な配慮や支援を必要とされる方もいらっしゃいます。

そうした方々を地域の中でどのように支えていくのか。

これは、地域にある高齢者福祉施設として、私たちが担う大切な役割の一つだと考えています。

平時はご利用者様の暮らしを支え、災害時には地域の安心を支える。

文京千駄木の郷が、地域の皆様にとって身近で頼れる存在であるためにも、文京区をはじめとした関係機関との連携を大切にしていきたいと思います。

「訓練する」から「実際に動ける」へ

防災について私が大切だと感じているのは、マニュアルを整備することや、訓練を実施することだけではありません。

大切なのは、「本当に災害が起きた時に、職員が動けるか」ということです。

災害は、職員が多くいる日中に起きるとは限りません。

限られた職員の中でご利用者様の安全を守り、状況を判断し、それぞれが自分の役割を理解して行動する。そのためには、日頃から繰り返し確認し、実際に動いてみることが必要です。

その取り組みの一つとして、9月3日には文京区福祉政策課と合同で、福祉避難所の開設を想定した訓練を実施する予定です。

当日は、文京区職員の方から福祉避難所の役割や開設について説明を受けた後、施設に備えている「開設キット」を確認し、実際にパーテーションやベッドの組み立てなどを行います。

災害が起きてから初めて設備や備品を確認するのではなく、平時から実際に手に取り、設営し、職員が手順を理解しておくことが大切です。

そして訓練は、「できたこと」を確認するだけではなく、実際に動いてみなければ分からない課題を見つける機会でもあります。

文京区と一緒に確認しながら、福祉避難所として求められる役割や職員の動きを整理し、いざという時に地域の皆様からも頼っていただける施設となるよう、備えを進めてまいります。

「安心」と「日々の楽しみ」の両方を

防災や福祉避難所としての備えは、施設として大切な責任です。

一方で、文京千駄木の郷は、ご利用者様が毎日を「暮らす場所」でもあります。

安全を守ることはもちろん、その毎日の中に笑顔があり、楽しみがあり、人とのつながりがあること。

その両方を大切にすることが、私たちの目指す施設づくりです。

7月には納涼祭を開催し、ご利用者様やご家族様と夏のひとときを楽しみました。また、特養・デイサービス合同での落語や、地域交流「ふらっと団子坂」でのアクセサリー作りなど、地域の皆様と触れ合う機会もありました。

こうした日々の積み重ねも、文京千駄木の郷での「暮らし」の大切な一部だと感じています。

施設長だより8月号を発行しました

今月も**「施設長だより8月号」**を発行いたしました。

8月号のテーマは、「安心と、日々の楽しみを大切に」です。

夜間の地震発生を想定した防災訓練をはじめ、7月に開催した納涼祭、特養・デイサービス合同で楽しんだ「ペトベロ」さんの落語、地域交流「ふらっと団子坂」でのアクセサリー作りなどをご紹介しています。

ホームページではお伝えしきれないご利用者様の表情や日々の様子も、写真とともに掲載しています。

「安心して暮らせること」
そして、その毎日の中に「楽しみや人とのつながりがあること」。

文京千駄木の郷が大切にしている日々の様子を、ぜひ「施設長だより8月号」でご覧ください。

施設長だより8月号


🌿施設長のひと言

4月に文京千駄木の郷へ来てから、千駄木という街について知る機会が少しずつ増えてきました。

職員の中には千駄木駅周辺にあるお気に入りのお店を見つけたようで、ランチタイムはそのお店の話しで盛り上がっている時もあります(笑)

職員御用達の美味しいお肉屋さんのお惣菜があるようで、私もメンチカツをひとついただきましたがとってもジューシーで美味しかったです♪

ご利用者様とお話をしていると、「昔はこの辺りはね……」と、私の知らない千駄木のお話を教えていただくこともあります。

施設長として施設のことを知るのはもちろんですが、地域のことを知ることも大切だと感じています。

これからも時間があるときは千駄木の街を歩き、ご利用者様や地域の皆様からもいろいろなお話を聞きながら、私自身も少しずつ「千駄木通」になれたらと思っています。


■文京区で特別養護老人ホームをお探しの方へ

文京千駄木の郷では、施設見学やご相談を随時受け付けております。

私たちは、ご利用者様お一人おひとりの「その人らしい、ゆたかな暮らし」を大切にするとともに、地域の安心を支える施設を目指しています。

これからも地域とのつながりを大切にし、皆様にとって身近で信頼される施設づくりを進めてまいります。

施設長 石川

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む