2025.12.18
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ケアはぴ権利擁護研修として「ハンセン病資料館」を訪問しました
奉優会 特養事業本部では、ケアはぴ外部研修(権利擁護研修)の一環として、
国立ハンセン病資料館および多磨全生園を訪問しました。
本研修は、ハンセン病の歴史や、長年にわたり続いてきた偏見・差別の実態を学ぶとともに、
人の尊厳や権利擁護、そして「ケア」の原点について改めて考えることを目的として実施しました。
当日は、資料館スタッフの方による解説や映像視聴、展示見学を通して、
当時の社会背景や、入院されていた方々が置かれていた状況を具体的に知る機会となりました。


また、昼食は多磨全生園内にあるお食事処「なごみ」で釜めしをいただき、ほっと一息つく時間となりました。
和やかな雰囲気の中で、施設を越えた交流も生まれ、参加者同士の距離が縮まるひとときとなりました。
さらに、「なごみ」の店主の方による、差別や人権侵害を受けてきたハンセン病患者の苦しみをテーマにした紙芝居も拝見しました。
紙芝居を通して、当時の思いや背景をより身近に感じることができ、学びを深める時間となりました。


今回の権利擁護研修を通して得た学びは、
日々のケアや利用者さまとの関わり、職員同士の関係性においても大切にしていきたい視点です。
今後も特養事業本部では、「ケアはぴ」の理念に基づき、
権利擁護を大切にしたケアの実践につながる研修を継続してまいります。
