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2021/09/25 09:00:00

WEB連載 第4回目「 「かかりつけ薬剤師」を活用してイキイキとした生活を 」


 
こんにちは。新宿区の薬局に勤める薬剤師です。

2016年から始まった「かかりつけ薬剤師」制度を皆さんはご存知でしょうか?今回は「かかりつけ薬剤師」について整理してお伝えします。
 
薬局で薬をもらう際、毎回違う薬剤師だと話が通じず困った経験はありませんか?「かかりつけ薬剤師」を持つといつも同じ薬剤師が対応してくれます。いつもの薬剤師が、複数の病院で受け取った薬や健康食品、サプリメントをまとめて把握。重複した薬が出ていないか?薬同士や食品、サプリメントとの相互作用が出ていないか?相談にのってくれます。

また、薬剤師の仕事は薬を渡して終わりではありません。
きちんと飲めているか?これまでの服薬記録を参照して経過をチェック。薬の効果や体調の変化も聞き取り、飲み忘れて余っている薬についても医師と連携して調整、場合によっては自宅へ伺って整理もしてくれます。

こんな「かかりつけ薬剤師」を持ちたい方は、まず「かかりつけ薬局」を決めて下さい。
どこに決めても問題はありませんが、自宅近くの薬局がお勧めです。自宅の近くなら処方せんを薬局に預けて後で取りに行くこともできるので、時間を有効に使えます。

次にかかりつけ薬剤師との間で同意書への署名が必要となります。登録が完了すると「かかりつけ薬剤師指導料」という費用がかかるようになります。実際の負担額は患者さんによって異なりますので薬局で確認してください。「かかりつけ薬剤師」を担える薬剤師は十分な経験と専門的な研修を受けたものだけです。(薬局勤務経験3年以上、同じ薬局に1年以上。研修認定薬剤師の資格を有しています)


今年の10月以降、マイナンバーカードを健康保険証として利用する「オンライン資格確認」がスタートする予定です。薬剤師は患者さんの同意に上で患者さんのおくすり情報や特定健診情報が閲覧できるようになります。これまで以上に患者さんの健康をサポートできる環境が整備されますので、多くの住民の皆さんが「かかりつけ薬剤師」制度を活用して、健康寿命を延ばし、イキイキとした生活を維持していただける一助にしていただければ幸いです。