最新情報

ブログ
2021/11/10 10:38:00

逆流性食道炎について

ふれあい館の皆様、こんにちは。体調はいかがでしょうか? 看護師の岡村です。
今日は逆流性食道炎についてお話します。

1.逆流性食道炎ってどんな病気?
 逆流性食道炎とは、胃の内容物(主に胃酸)が食道に逆流することにより、食道に炎症を起こす病     気です。健康な人でも胃酸の逆流がみられることはありますが、時間が短いため問題になることは     ありません。逆流の時間が長くなると、食道の粘膜は胃酸に 対し弱いため食道に炎症を起こすようになります。
2.原因は?
 食道と胃のつなぎ目に下部食道括約筋という筋肉があり、食物が通過するとき以外は 胃の入り口を     締めて胃の内容物が食道に逆流しないように働いています。この筋肉が 緩むと胃から食道への逆流     が起こるようになります。
 下部食道括約筋が緩む原因としては、加齢による変化、胃内圧の上昇(食べ過ぎ、早食 いなど)、      腹圧の上昇(肥満、衣服による締め付けなど)、高脂肪食などがあります。
3.症状は?
  胸が焼ける感じ、酸っぱいものが上がってくる、食後に胸やみぞおちのあたりが痛 い、その他、        のどの違和感、声のかすれ、慢性の咳などがあり、これらは主に寝ているときに胃液がのどのあ         たりまで逆流してくることにより起こる症状です。
4.どんな人がなりやすい?
  ・高齢者
  ・食べ過ぎ、早食いの習慣のある人
  ・脂っこいもの、アルコール、炭酸飲料を摂取することが多い人
  ・食べてすぐ寝る習慣がある人
  ・喫煙の習慣のある人
  ・肥満体型の人、衣服やコルセットなどでお腹を締め付けることが多い人
  ・畑仕事などで長時間前屈みの姿勢をとる人、背骨が曲がり前屈みの体型の人
5.生活習慣の改善
  ・食べ過ぎ、早食いを避けましょう
  ・高脂肪食、アルコール、炭酸飲料、喫煙をできるだけ控えましょう
  ・食べて逆流症状が出た食物は控えましょう
  ・食後2~3時間は横にならないようにしましょう
  ・夜間に逆流症状が出る人は、頭を高くして寝ましょう
  ・肥満の方は体重を減らすように努力しましょう
  ・おなかをベルトや服で締め付けないようにしましょう
  ・長時間の前屈みの姿勢はできるだけ避けるようにしましょう

                   参考:長寿医療研究センター 内視鏡診療科 京兼和宏先生