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活動報告
2023/03/13 23:16:00

地域ケア会議に参加しました

「南部すこやか地域ケア会議」に参加しました。

中野区の地域ケア会議は今年度から、
 ◆第3層 … 区民地域活動センター圏域
 ◆第2層 … すこやか福祉センター圏域
 ◆第1層 … 中野区全体

の3層であり、より生活圏域に近いところから、地域で見える生活課題を上に挙げていく構造となっています。

今回は第2層の会議で、すこやか福祉センターのアウトリーチチーム、社会福祉協議会、2つの地域包括、民生委員、町会、保護司など地域福祉の担い手や、地域のお医者様、薬局、ケアマネジャーといった支援者など、様々な立場の方が参加されました。
そして「南中野地区」「弥生地区」「鍋横地区」の3つに分かれて話し合います。


テーマは「65歳未満の親亡きあとの単身者が地域で孤立しないために皆でできること」。いわゆる8050、9060問題です。

親の世話のもと社会性も乏しく過ごしてきて、親が介護が必要となり、ご逝去されると親の支援者たちは引いていきます。
高齢者でもなく、障害者の定義にもあたらず、生活保護でもなく、でも生きづらさを抱えている、いわゆる「制度の狭間」にある人。
参加者それぞれの立場で何ができるか、また中野区ができることは何か、を検討しました。

今回のテーマは、4つのすこやか圏域で共通で実施する、という初めての試みだそう。まさに「アウトリーチ」をしないと制度から漏れてしまう方に、どうやって繋がりをつくり早めの段階からサポートが得られる体制をつくれるのか。出てきた沢山の意見は、4圏域ともに中野区が集約し、今後の体制整備に活かしていくことになります。