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活動報告
2023/03/17 17:54:00

24節気 春分を迎えます。

 春分は、3月21日頃(2023年は3月21日)。および清明までの期間。太陽黄径0度(春分点)啓蟄ら数えて15日目頃になります。
 地球の赤道を延長した天の赤道と太陽の通り道の黄道がちょうど交差したところが黄径0度(春分点)に到達した瞬間のことで太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
 また、
夏至まで昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。ヨーロッパなどでは、春分をもって春の始まりとしています。
春の訪れを告げる「春雷」と呼ばれる雷も見られ、恵みの雨が大地を潤します。季節の変わり目で大気が不安定なため、雪や雹が降るところもあります。

 春分・秋分の3日前から7日間をそれぞれ春の彼岸、秋の彼岸とします。春分・秋分「彼岸の中日」といいます。 彼岸は日本独自の行事です。春分と秋分にお墓参りをする理由は、太陽が真東から上り、真西に沈むことに由来しています。仏教では悟りの世界を「彼岸」、私たちがいる煩悩に満ちた世界を「此岸(しがん)」と呼びます。彼岸は西に、此岸は東にあり、春分と秋分は彼岸と此岸が通じやすくなり、修行をつむことで悟りの世界に到達できると考えられていたことから先祖供養をするようになりました。

暑さ寒さも彼岸までという言葉があるように、寒さは和らぎ過ごしやすい季節になります。
桜の開花情報が聞かれるのもこの頃からです。

目黒区中央町児童館前で撮影しました。実際に咲いている様子を見にいらしてはいかがでしょうか。


春分の食べ物

牡丹餅
 お彼岸にかかせない牡丹餅ですが、春は牡丹餅、秋はお萩と、季節の花にちなんで呼び分けます。古来、小豆には邪気をはらう力があると信じられていました。そこでお彼岸には小豆を使った牡丹餅を先祖供養にお供えしたのが始まりと考えられています。

 
桜の葉の塩漬けで桜色の菓子本体をくるんだ春ならではの和菓子で、桜の葉の塩漬け、桜色という共通点はありますが、桜餅の形状は各地で異なっています。
 関東⇒小麦粉もしくは白玉粉などから作る薄い皮で、餡をはさみ桜の葉をかぶせる。長命寺とも呼ばれる。
 関西⇒道明寺粉を蒸した餅で餡を包み、桜の葉で包む。道明寺餅とも呼ばれる。

春分の時期の花は、
アネモネ、桜、もくれんなどが楽しめます。
私の桜のお勧めは、
都立大学から呑川緑道沿いの桜並木がお勧めです。
緑道を通って駒沢公園まで、足を伸ばされてはいかがでしょうか。



唐ヶ崎児童遊園のこぶし、見事に咲いています。こちらもぜひ見にお出かけになってはいかがでしょう!

社会福祉士 NY