最新情報

ブログ
2022/09/23 10:15:00

糖尿病と歯周病の関係




糖尿病と歯周病の深い関係をご存じですか?40代以降の多くの人がすでに歯周病に罹患しているというデータがありますが、その歯周病が進行すると炎症性物質が血液中に流れて、インスリンの働きを低下させるため、血糖値が下がりにくくなると言われています。一方、高血糖値による血管のダメージで歯周病が悪化するというように、糖尿病と歯周病は相互に危険因子となり、悪循環を繰り返すのです。以前、日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されていましたが、2型糖尿病では、血糖コントロールが良くないと歯周病が悪化することはよく知られています。米国で行われた大規模な疫学調査の結果によると、「糖尿病患者は非糖尿病患者に比べて、歯周病発症率が2.6倍高い」とのことです。また、「2型糖尿病は歯周病の発症率を29%、1年当たりの歯の喪失率を9%上昇させる」という結果もあるようです。糖尿病では、「網膜症」「腎症」「神経障害」が3大合併症と言われていますが、こうしてみると歯周病との関係も見過ごすことができないのです。そこで、日頃の口腔ケアが大切というわけです。歯の表面や歯周ポケットの中に付着している歯石やプラークを物理的に取り除くこと。そのためには、定期的なプロのケアを欠かせません。今回は、歯周病と糖尿病について言及しましたが、ご存じのように認知症の発症やがんなどの病気とも深くかかわっていることをお忘れなく!



S・M