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2022/09/14 16:32:00
高齢化社会とオムツ処理の問題
高齢者社会が進む中で、高齢者の増加に伴い、大人用のオムツの処理が大きな問題となってクローズアップされています。なぜなら、現在は一般ごみとして処理されているのですが、大量の水分を含んだオムツの処理には焼却炉に大きな負担がかかるようです。こうした課題を解消すべく、国交省は検討会を設置。汚物を吸収した紙おむつを特殊な処理装置に入れて洗浄し、汚物を分離させて下水道に流す案が浮上しているとか。SDGsの観点からも、見過ごせない問題であることは間違いありません。実は、紙おむつや生理用ナプキンなどにはマイクロプラスチックのマイクロビーズが含まれていて、安易に海に流せば生態系にも影響し、私たちの健康に悪影響を及ぼしかねないのです。 ともあれ、便利なオムツですが、においの問題やごみの処理方法など、環境にやさしい負担軽減の検証はまだ始まったばかりのようです。

S・M