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2022/07/01 12:31:00

紙パンツと転倒の関係



高齢女性を対象に尿ケア用「紙パンツ」の吸収体の厚さが歩行動作に与える影響について、
科学的に検証したと発表したのは、花王と佐賀大学教育研究院、筑波大学大学院人間総合科学学術院の研究グループです。その研究結果ですが、「吸収体が薄いほど歩行安定性が向上し、歩行時の身体のふらつきが軽減することがわかった」とのこと、「高齢者向け紙パンツ開発へと応用し、高齢者の転倒やフレイル予防対策」に役立てたいと述べています。確かに、高齢者にとって歩くことは、転倒やフレイル予防の観点から重要といわれています。ところが、軽失禁や頻尿などの症状がある場合に紙パンツの使用により歩くことに対してどのような影響を与えるかはあまり知られていませんでした。そこで、紙パンツの着用が歩行動作に与える影響について、その吸収体の厚さを変化させて評価したということです。さて、歩行動作の解析の結果ですが、吸収体が薄いほど、「左右の足運びのバランスが良くなり、身体が安定するので歩隔が狭くなる」、そして「左右の足の最大筋力が均等に近づくこと」、また「高齢者に特徴的な歩行時の身体のふらつきが軽減すること」が分かったそうです。加えて、「はき心地や歩きやすさなどの心理面でも、吸収体が薄いほど違和感が減り、装着感が良くなること」を確認したと述べています。つまり、吸収体が薄い紙パンツを使用することで、転倒などのリスクをより低減できる可能性があると結んでいます。紙パンツと転倒の関係、目からうろこ、の話題かもしれませんね。


花王のプレスリリース
花王 | <歩行モニタリング技術>紙パンツの吸収体の厚さが高齢者の歩き方に与える影響 (kao.com)


S・M