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2022/06/24 15:57:00

BMIと乳がん発症リスクの関係



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月14日付「時事メディカル」によると、「45歳未満の女性では、BMIが22以上だと乳がん発症リスクが低い」と発表したのは
東京大学病院乳腺・内分泌外科の小西孝明氏ら研究グループです。ご存じのように、乳がんは日本人女性のおよそ9人に1人が発症するといわれています。ただ、欧米と日本での見解は統一されておらず、「欧米ではBMIが高値だと閉経前の乳がんに罹患するリスクが低いとされる一方、日本を含む東アジアでは両者の関連性が不明とされ、むしろBMI高値症例ではリスクが高まる可能性が指摘されていた」とか(同記事より引用)。そこで、当研究グループは、大規模医療データベースを基に、「BMIとその後の乳がん発症リスクとの関連」を検証。そして、「肥満者が少ない日本を含む東アジアでは閉経前の40歳代から乳がんになりやすい一方で、肥満がリスクとなる閉経後乳がんは比較的少ないものと推測できる」と述べ、加えて、「乳がんの発生にBMIに関連するホルモンが強く関与している可能性がある。いまだ不明な乳がん発生のしくみの解明につながる」と当研究の成果について言及しています。因みに、BMIとは、体重(kg)÷身長(m)の2乗で算出される値のことで、肥満や痩せ度合いの判定に用います。日本肥満学会の定めた基準では、18.5未満が「低体重」。18.5以上25未満が「普通体重」。25以上が「肥満」。肥満に関してはその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類されているようです。BMIが22の体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるいうことですが、皆さんはいかがですか。ともあれ、「25」を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になるということですから、これは男女問わず、自己管理が求められるところでしょう。


S・M