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2021/07/28 16:46:00

一滴の尿や血液でがん診断



人間よりも1.5
倍の約1200種類の嗅覚受容体遺伝子を持っている線虫を使って、がんの有無を調べる検査法「N‐NOSE(エヌノーズ)」の実用化が発表されたのが20201月。ネットを検索すると、低コストのがん検査という文字が目に入ります。実際、トヨタ記念病院ではこの検査を正式に行っているとか。「がんの1次スクリーニング検査」という位置づけのようです。そう言えば、名古屋大学と国立がんセンターが尿の中の微小な物質(マイクロRNA)の有無を調べて、肺、膵臓、肝臓、膀胱、前立腺という5種類のがん見つける技術を開発したと発表したのが201712月。ただ、その後、この検査に関してアップデイトされた記事は見つかりませんでしたので、ひょっとしたら、限られた病院で検査が行われているのか、まだ実用化していないのかもしれません。また、同年には一滴の血液で即座にがんかどうか診断できるという画期的な検査法を開発した国立がん研究センターのリリースもありました。ともあれ、大がかりな検査をしなくても、がんであるかどうか初期検査が可能であることは画期的ではないでしょうか。また、人工知能(AI)を使えば、さらに検査の精度を高められると思われます。ついでながら、同じ2017年には、京都府医大が「一滴の血液で即座にアルツハイマー病かどうか診断できるという画期的な検査法を開発」という記事もありました。このあたりの情報は一度整理して、最新のものをお伝えできればと考えています。
 

 
トヨタ記念病院健診センター
https://www.toyota-mh.jp/kenshin/n-nose/