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2020/09/16 16:03:00

PCR検査の信ぴょう性は?



今日ではPCR検査という医療用語は一般的に知られる言葉となりましたが、日本疫学会のHPによると、今回のコロナウイルス感染症については、実際に感染していることの把握が難しいため、感染者に対してPCR検査がどれほど正しく診断できているかまだ解明できていないそうです。中国・温州医科大学附属病院の研究では、新型コロナウイルスに感染したとおぼしき患者51人に対してPCR検査を実施したところ、症状が出てから平均3日の時点で行われた検査では、36人(71%)が陽性。その後の検査では、最終的に全員が陽性となったそうです。実は、
PCR検査自体が問題というわけではなく、検査するために採取した検体(鼻やのどなど)にウイルスがいない、または、ウイルスを見つけることができるPCR検査の限界よりも少ない量のウイルスしか検体に含まれていない場合は、どんなに精度の高いPCR検査でもウイルスを見つけることができないということです。つまり、たとえウイルスに感染していても、鼻やのどにウイルスがいなければ、PCR検査は陰性(ウイルスがいない)という結果になってしまうのです。新型コロナウイルスの感染は、下気道にウイルス量が多いことが指摘されているようです。従って、痰など肺の奥の方から取る検査が望ましいとされているとか。いずれにせよ、PCR検査は、ウイルス量がある程度あればほぼ正確に診断できるようですが、検体の取り方、感染からの経過日数などによってその正確さは変わるため、「偽陽性」「偽陰性」の可能性は否定できないとのことです。