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2019/10/16 11:53:00

新型タバコは健康に害はないの?


(厚生労働省のロゴマーク)

タバコが健康に良くないことは、いまや常識。では、加熱式たばこや電子たばこといった、“新型たばこ”はどうでしょうか?「加熱式たばこ」とは、タバコ葉カートリッジを電気で加熱し、発生した蒸気を吸引する「たばこ」のこと。「高温加熱式」と「低温加熱式」があるそうです。注意したいのは、そのカートリッジなどには、当然ニコチンを含んでいます。なぜなら、国内で流通するニコチン無しタイプからもニコチンが検出されているようです。世界保健機関(WHO)は、「加熱式たばこを含む、たばこ使用のすべての形態は有害である」とし、「たばこは、本質的に毒性を有し、天然の形態でも発がん性物質を含む」と断言しています。つまり、どのような形態であろうと、たばこと称する物は、有害なのだと明言しています。加熱式たばこは「臭いがしない」「有害物質を大幅カット」などと宣伝がされていますが、実際には、無臭ではなく特有の臭いが発生することをご存知ですか。実は、新型タバコも周囲の人々への受動喫煙の危険があるのです。ある実験によると、特殊なレーザー光を非燃焼・加熱式タバコ使用者に当てると、明らかに「煙」が見えるのだそうです。日本呼吸器学会もまた、非燃焼・加熱式タバコや電子タバコについて、「健康に悪影響がもたらされる可能性がある」「非燃焼・加熱式タバコや電子タバコの使用者が呼出したエアロゾルは周囲に拡散するため、受動吸引による健康被害が生じる可能性がある」と述べています。ただ、「新型タバコの使用と病気や死亡リスクとの関連性についての科学的証拠が得られるまでには、かなりの時間を要します」とも述べています。因みに、日本と違いアメリカではニコチンを含む液体を専用の装置で加熱し、その蒸気を吸引するのが一般的だとか。吸引と関係するとみられる肺疾患の患者も増加しており、その販売を規制する動きが出始めているようです。愛煙家には皮肉に聞こえるかもしれませんが、たばこの煙を吸うよりも自然の中で美味しい空気を吸う方がずっとよいのではないでしょうか。


 
 
厚労省の「たばこと健康に関する情報ページ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/tobacco/index.html