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2019/10/09 16:19:00

塗り薬はどれだけ塗ればいいの?



病院で塗り薬を処方してもらっても、どうように、どのくらい塗ればよいか、教えてもらえないという経験はありませんか?

日本皮膚科学会のHPによると、軟膏やクリームは塗り方によっても効果に差がでることがあるそうです。実は、多くの軟膏やクリームは、ステロイド外用剤のように擦り込まず、『塗布』すればよいのだそうです。つまりさっと軽く塗るということです。一方、保湿剤や消炎鎮痛剤は擦り込むように塗るのが良いそうです。なぜなら、消炎鎮痛薬は擦り込むことによって、体内に吸収されやすくなり、より高い効果が得られるというわけです。ただし、あまり強く擦り込むのはダメ。皮膚にダメージを与えてしまうので、優しく繰り返し塗り込むようにするのがポイント。では、使用する回数はどのくらいがよいのでしょうか?実は、これも決め事があるようです。軟膏やクリームなどの外用剤は塗る回数が決まっています。処方された際に、医師や薬剤師から説明された回数ということになります。もし少ないと、十分な効果が得られないことや、逆に塗る回数が多いと副作用が出ることもあるそうですよ。
アトピー性皮膚炎の治療では一般にステロイド外用薬は1日1~2回。症状が改善している場合は1日1回だとか。薬によって、回数を守ることが大切なのです。
ところで、1FTU(finger tip unit)という単位をご存知ですか?これは「人差し指の先端から第一関節までチューブから絞り出した量が約0.5gで、両方の手のひらに塗る量に相当するという塗り方」。ただし、薬の大きさによって出る量はまちまちですから、絞り出した量が約0.5gになるのは25gや50gの大きいチューブ。5gのチューブでは人差し指の先端から第一関節までを2回絞り出した量が約0.5gということです。繰り返しになりますが、塗る量が少なすぎると十分な効果が得られませんのでご注意を。
ちなみに、軟膏やクリームなどを使用中に最も多い副作用の一つがかぶれ。原因は、軟膏やクリームに含まれている成分によって起こる副作用です。軟膏やクリームには添加物も配合されているのだとか。最後に、最近はジェネリック医薬品が増えていますが、軟膏やクリームでは添加物がそれぞれ違うので、切り替える際には注意してほしいと日本皮膚科学会のHPでは訴えています。