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2019/09/11 08:33:00

地球温暖化とサンマ漁



秋の風物詩ランキングの上位に挙げられるサンマ。でも、不漁なのだそうです。原因は、中国や台湾など東アジア全体の漁獲増だけではないようです。
水産庁のHPによると、サンマは東北や北海道で漁獲されるため、北の魚というイメージが強いですが、実際には暖かい黒潮から冷たい親潮までを回遊しています。サンマの産卵は、最初は東北沖の黒潮と親潮が混じり合う海を中心に。冬には黒潮域で、そして春にはまた上述の混じり合った海を中心に行います。そして、秋が近づくと産卵のためにまた南下するというように、回遊を2回続けて生を終えるとか。サンマは日本周辺海域を水温条件に応じて回遊し、餌を食べながら成長するのですが、サンマの体重減は餌環境が関わっていると漁業情報サービスセンターは指摘しています。専門的な話になってしまいますが、サンマの主な餌は①ネオカラヌス プルンクルスネオカラヌス クリスタータスオキアミカラヌス-の4種類があるそうで、全体的に餌環境が悪化しているのだそうです。
そのため、「水温上昇とエサなどの影響により50年後には平均約10g体重が減少し、さらに温暖化が進行した100年後の条件では、40gも体重が減少するという予測」を立てています。つまり、温暖化はサンマを小型化してしまうのです。一方で、小型化するが数は増えるという予想もあるようです。いずれにせよ、庶民としては一喜一憂のサンマ漁。サンマが沢山獲れて、安くなるに越したことはないですね。