最新情報

ブログ
2019/06/07 16:33:00

体力の衰えと自動車事故の関係



高齢者の交通事故が連日報じられています。

交通事故の死者数は年々減少傾向にある一方、65歳以上の高齢者が占める割合が
高くなっているとの事。
主な原因は、身体の衰えや情報を処理する力が落ちることなどで、そのため事故に
巻き込まれやすくなっているのです。
例えば、アクセルとブレーキの踏み間違い、止まれると思ったポイントで停車できない、
一つの事象にとらわれ、ほかの情報を見逃すなど「意識と行動のミスマッチ」や
慣れが影響していると考えられます。

本日付の東京新聞によると、「高齢になると、股関節の可動域が狭くなる。すると、上半身を反転させて右後ろを振り向いた時に、一緒に足も右に動いてしまう」とのことで、その結果、ブレーキを踏んでいるつもりでも、アクセルを踏んでしまうことが起こり得るのだそうです。

皆さんは、フレイルという言葉を耳にしたことがありますか?
この言葉、医学用語のFrailty
(フレイリティ)から派生し、「虚弱」や「老衰」という意味。その基準には、おおむね5つの傾向があるそうです。年間4、5kgまたは5%以上の体重減少がある 疲れやすい 何をするのも面倒だと週に3、4日以上感じる 歩行速度や握力の低下 身体活動量全体の低下を訴える

こうした兆候がある方は、運転にも注意が必要です。
最近、公共バスの車内で「運転免許証の返納」を訴えるアナウンスをよく耳にするよう
になりましたが、高齢ドライバーの事故の多さと無縁ではないように思えます。
「運転に自信がなくなった」「家族から心配される」という高齢者の方、運転をそろそろ
やめようかなと迷っている方は、早めに運転免許証の自主返納を考えてはいかがでしょうか?

さて、近年は自動運転の技術の進歩はめざましく、「先進緊急ブレーキシステム(AEBS)」と呼ばれる自動ブレーキ装置は、衝突の危険が高まると警報ブザーなどで知らせ、自動的にブレーキがかかります。
現在では高級車から軽自動車まで、さまざまな新型車に搭載されていますが、
障害物や人を検知するセンサーの種類も多彩で、精度や特性にはさまざまな違いがあります。
ただ、電柱や街路樹を誤検知し、逆に人を検知するのが難しいという場合もあり、たとえ
自動ブレーキを搭載していても、事故防止効果はパーフェクトではないのです。

 
そこで、重要なのが「運動」「栄養」「社会的意識」という3つの観点からの
アプローチです。

当館では、様々な介護予防プログラムが実践されているだけでなく、老人会や趣味の会、
ボランティア活動など、さまざまな場に意識的に参加できる重要なフレイル対策を行っています。もし体力も気力も弱ってきたなと感じ始めた人は、ぜひ一度当館にご相談ください。