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2019/05/31 12:08:00

褥瘡(じょくそう)が重症化すると?


以前、ここで言及したことがあり繰り返しになりますが、皆さんは褥瘡(じょくそう)
という言葉を聞いたことはありますか? 
一般的には、「床ずれ」と言われています。

その「床ずれ」が重症化すると死に至るという記事が、「カラダ・産経」のHPに掲載
されていました。

一般的に、寝たきりになると、自らの体重で体の一部が圧迫され、そこの血流が悪く
なります。すると、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしま
うのです。

眠っているとき無意識のうちに寝返りを打ったり、じっと椅子に座っているときでも
お尻を動かし、浮かせるなどして、同じところに長い時間圧迫が加わらないように
すれば、「床ずれ」はできませんが、寝たきりの状態になってしまうと、そうは
いきません。

ある一ヵ所を抑え続けていると、やがて皮膚の細胞に十分な酸素や栄養が行き渡ら
なくなり、床ずれが出来てしまうのです。
記事の中で言及していた「死亡例」は、マットの硬さが原因だったとか。

では、床ずれを予防するには具体的にどうしたらよいのでしょうか?
日本褥瘡学会のHPによると、当たり前のことですが、定期的に体の位置を変える
ことだそうです。その場合、「骨の突き出しがない広い面積のお尻の筋肉(
殿筋)
体重を受けることができる
30度側臥位」だとか。
特にクッションを利用すれば無理なくできるとアドバイスしています。
要は、できるだけ広い接触面積を保つのがポイントです。
変更時間の目安は2
時間を超えない範囲で行うこと。
ところで、もし床ずれだと思ったら、病院は何科に行けば良いのでしょうか?
実は、特定の診療科はないそうです。
でも、国内の多くの医療施設に褥瘡対策チームが設置されていますので、ご安心を。
次に、治療方法ですが、基本は塗り薬だそうです。
最後に、素朴な疑問。褥瘡(じょくそう)は治るのでしょうか?
近年は、科学的な治療も進み、多くの褥瘡が治癒するようになってきたそうです。
もちろん、「患者さんの身体の状態や、褥瘡が発生した原因、損傷の深さなどに
よっては、
簡単に治癒しないこともあるでしょう。その場合も、褥瘡が発生した
原因をきちんと取り除き、
科学的根拠に基づく治療を進めていくことが大切です」
とアドバイスしています。

当HPには、「褥瘡受入病院一覧」が明記されていますので、参考にしてください。
http://www.jspu.org/jpn/hospital/list3.html