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2018/12/19 12:09:00

唾液で口腔がんチェック

日本歯科衛生士会のHPによると、「口腔がん」の罹患者は年間6千人、

内半分は死亡しているそうです。

もちろん、発生頻度は、がん全体の1〜3%程度と決して多くありませんが、

口腔がんの5年生存率は60~80%。

口腔がんには、いくつかの種類がありますが、最も多いのが舌がん、次いで歯肉がん。

その最大なリスクファクターは、喫煙と飲酒。

あるいは、お口の清掃不良やムシ歯の放置、合わない入れ歯や破れたかぶせ物などによる

慢性的な刺激などです。

従って、暴飲暴食を避けて、歯磨きやうがいを習慣化することで口の中を清潔に保つ

ことが大切です。

ところで、西日本新聞の報道によると、唾液に含まれるにおい成分から口腔がんを診断する

技術を世界で初めて、北九州市立大と九州歯科大(北九州市)の研究グループが確立した

とのことです。具体的には、唾液のにおいのもととなる12種類の揮発性有機化合物の検出量

からがんの有無を特定、その確率は9割以上だったとか。

唾液の採取は体への負担が少なく、時間もかからないため、スクリーニングに効果的なはず。

将来的には、息を吹きかけるだけでがんの診断ができる計測機器の開発も可能になる

だろうと研究者は述べています。